トランプ氏、福島原発事故で軽口 マスク氏は反論
AI要約
トランプ前大統領とテスラのマスクCEOのオンライン対談で、トランプ氏が福島第1原発事故に関連してセンセーショナルな発言をしたが、マスク氏はそれを否定。
マスク氏は事故後に福島を訪れ、安全を証明したと語った。
放射性物質の影響を心配する声がありながらも、マスク氏は地元の野菜を食べて安全を確認したと述べた。
【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は12日、電気自動車（EV）大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）とのオンライン対談で、エネルギー政策などの話の中で東京電力福島第1原発事故を念頭に「3千年は土地に戻れない」と軽口をたたいた。根拠不明の発言に対し、マスク氏は「そんなにひどくはない」と反論した。
マスク氏は原発事故後の2011年7月に福島県相馬市を訪れた。オンライン対談では、事故当時に米西部カリフォルニア州で「放射性物質を含んだ雲が日本から来る」との不安の声があったと説明。「私は福島へ行き地元産野菜を食べ、危険ではないと証明した」と強調した。
