【マレーシア】7月パーム油備蓄、5%減の173万トン

AI要約

マレーシアのパーム油備蓄量は7月に173万3,219トンで前月比5.4%減少。

パーム原油は92万1,859トンでほぼ横ばいだったが、パーム精製油は81万1,360トンに10.5%減少。

生産量は全体で270万817トンで、各部門が増加傾向にあった。

【マレーシア】7月パーム油備蓄、5%減の173万トン

 マレーシア・パーム油委員会(MPOB)が12日発表した7月のパーム油備蓄量(速報値)は前月比5.4%減の173万3,219トンだった。

 パーム原油(CPO)が0.4%減の92万1,859トンと、前月からほぼ横ばいだった一方で、パーム精製油(PPO)は10.5%減の81万1,360トンに落ち込み、全体を押し下げた。

 生産量は全体で15.3%増の270万817トン。内訳は、CPOが14.0%増の184万999トン、パーム核が16.2%増の42万7,342トン、パーム核油(CPKO)が20.4%増の20万5,829トン、パーム核かす(パーム核ケーキ)は20.9%増の22万6,647トンと、軒並み増加した。

 パーム油貿易は、輸出量が39.9%増の168万9,365トン、輸入量は10.7%減の1万483トンに落ち込んだ。