空調機の消費電力50%削減へ…パナソニック、燃料電池の排熱活用

AI要約

パナソニックは燃料電池の製造に必要な電力を自家発電による再生可能エネルギーで100%賄う実証施設「H2 KIBOU FIELD」で、純水素型燃料電池の発電時に発生する熱を吸収式冷凍機に活用する実証実験を始めた。

純水素型燃料電池の発電時に回収できる熱と吸収式冷凍機に必要な熱源の温度差をなくすため、双方を改良して連携を可能にした。

同電池の実証機10台は回収できる温度を引き上げ、加湿性能を向上させるなどして熱回収率を高めた。吸収式冷凍機は冷媒の凝縮温度を下げ、空調機全体の消費電力を削減する。

空調機の消費電力50%削減へ…パナソニック、燃料電池の排熱活用