ミャンマーで拘束のイオン日本人社員に禁錮1年　コメ高値販売で判決

AI要約

国軍が全権を握るミャンマーでイオンの現地法人がコメの販売価格をめぐる罪で商品本部長が禁錮1年の有罪判決を受けた。

笠松さんは「生活必需品・サービス法」に違反したとして起訴され、国軍の統制価格よりも高い価格でコメを販売したとされている。

複数の小売企業関係者も拘束されており、消費者保護を目的とした取り締まりが厳しく行われている。

　国軍が全権を握るミャンマーの裁判所は12日、コメの販売価格をめぐる罪で起訴されていた小売り大手イオンの現地法人「イオンオレンジ」の商品本部長、笠松洋さん（53）に禁錮1年の有罪判決を言い渡した。

　笠松さんは消費者保護を目的とした「生活必需品・サービス法」に違反したとして、6月末に拘束された後、起訴された。拘束時の国営メディアの報道によると、イオンオレンジは、国軍の定めた統制価格よりも51～70%高い値段でコメを販売したという。他にも複数の小売企業関係者が拘束されていた。

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