パリ市民マラソン 約4万人参加 パリオリンピックと同じコースも ゴールはナポレオンの墓があるアンヴァリッド
10日夜、パリで開催された市民マラソンに2万人のランナーが参加し、オリンピックと同じコースを楽しんだ。
ランナーたちがナポレオンの墓があるアンヴァリッドを目指して42.195キロと10キロのコースを走りきった。
沿道の観客からの熱い声援を受けながら、ランナーたちは完走し、大きな歓声が沸き起こった。
あす、パリオリンピック™の閉会式を迎えるフランス・パリで10日夜、アスリートらと同じルートを走る市民マラソンが開かれました。
記者
「今、2万人の一般ランナーがオリンピックと同じマラソンコースを走り始めました」
一斉に走り出すランナーたち。走るのはオリンピックのマラソン競技で選手たちが走ったのと全く同じコースです。
史上初となる今回の試みでは42.195キロと10キロのコースが設けられ、127の国と地域からおよそ4万人が参加しました。ランナーたちはパリ市庁舎からスタートし、ゴールとなるフランスの英雄・ナポレオンの墓がある場所として有名なアンヴァリッドを目指しました。
参加者
「選手たちと同じコースを走って、まるでオリンピックに出場したみたいです」
「すごい歓声で、めちゃくちゃ楽しかったです。朝、マラソンを観戦して、日本人選手がすごく頑張っていたのを見て、自分も同じように頑張りたいと思って、それだけでテンションがあがりました」
「ルートは厳しかったけど最高の気分です!完走のメダルを誇りに思います」
沿道には多くの観客が集まり、途中、立ち止まってしまうランナーらに熱い声援を送る場面もあり、街全体が盛り上がりを見せていました。