ロシア西部の軍飛行場を攻撃、ウクライナ発表 誘導爆弾破壊

AI要約

ウクライナ軍がロシア軍飛行場を攻撃し誘導爆弾を破壊

攻撃はロシアの空爆能力やミサイル発射能力を弱めるために実施

攻撃はドローンにより行われ、爆発が発生。多くの負傷者が出ている。

[キーウ 9日 ロイター] - ウクライナ軍は9日、ロシア西部リペツク州のロシア軍飛行場を同日未明に攻撃し、保管されていた誘導爆弾を破壊したと発表した。攻撃により一連の爆発が起きたとしている。

ウクライナはロシアの空爆能力やミサイル発射能力を弱めるため、ロシアの空軍基地を攻撃している。

ウクライナ軍は通信アプリ「テレグラム」に「大規模な火災が発生し、複数の爆発が起きた」と投稿。攻撃対象となったのロシアの軍用機Su-34、Su-35、MiG-31を駐機する飛行場だったという。

治安当局者がロイターに明らかにしたところによると、攻撃はドローン(無人機)で行われた。飛行場には数十機の航空機とヘリコプターが駐機していたほか、700発の誘導爆弾を格納した倉庫もあった。

リペツク州のアルタモノフ知事は9日、ウクライナのドローンによる「大規模攻撃」で爆発が起きたとし、一部地域から住民を避難させていると明らかにした。9人が負傷したほか、電力供給に影響が出ているとしている。