ロシア西部に大規模無人機攻撃と州知事、空軍基地で火災か
ロシア西部リペツク州でウクライナのドローンによる大規模攻撃があり、爆発が起きて住民が避難している状況。
負傷者や電力供給に影響が出ている情報も報告されている。
知事はウクライナが攻撃をしていると主張し、ウクライナ側は攻撃を否定している。
[9日 ロイター] - ロシア西部リペツク州のアルタモノフ知事は9日、ウクライナのドローン(無人機)による「大規模攻撃」で爆発が起きたとし、一部地域から住民を避難させていると明らかにした。6人が負傷したほか、電力供給に影響が出ているという。
同知事は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、空軍基地周辺などの4つの集落が避難の対象になっているとした。
インタファクス通信は地元当局者の話として、リペツク市郊外の空軍基地で火災が発生したと報じた。
アルタモノフ知事は、SNS(交流サイト)上で市全体に避難を呼びかける投稿が見られるのはウクライナによる心理戦の一環だと主張した。
ウクライナはリペツク州への攻撃を発表していない。