ロシア空軍基地をドローン攻撃 ウクライナ、国境進軍に続き

AI要約

ウクライナ軍がロシアの空軍基地に大規模なドローン攻撃を実施。

ロシア軍は将来の和平交渉で優位に立つためにクルスク州に進軍。

リペツク州のアルタモノフ知事は攻撃に際し、ロシアは恐れず屈しないと強調。

 ロシアのメディアによると、9日未明(日本時間同日午前)、首都モスクワ南方リペツク州の空軍基地にウクライナ軍の大規模なドローン攻撃があった。

 侵攻に対抗する同軍は6日から国境を接するロシア西部クルスク州に進軍。将来的な和平交渉で優位に立とうと、ロシアを揺さぶる作戦に着手したもようだ。

 リペツク州はクルスク州に隣接。モスクワまでも約400キロと比較的近い。空軍基地はウクライナ空爆の拠点の一つだった。リペツク州のアルタモノフ知事は周辺住民ら9人が負傷したと明らかにした上で、ロシアへの越境攻撃について「われわれは恐れたり屈したりしない」と強調した。