「イスラエル招待されるべき」 大使の長崎式典欠席で 米国務省

AI要約

米欧6カ国の駐日大使が長崎原爆の日の平和祈念式典に参列しない理由として、イスラエル大使も式典に招待されることが重要だと考えるためである。

長崎市は、ガザで戦闘を続けるイスラエルを式典に招待していない。

米国が長崎に原爆を投下した歴史的な責任を問われても、大使の欠席は影響されない。

 【ワシントン時事】米国務省のミラー報道官は8日の記者会見で、米欧6カ国の駐日大使が長崎原爆の日の平和祈念式典に参列しないことについて、「他国の大使と同じく、イスラエル大使も式典に招待されることが重要だと考える。だからこそ、(エマニュエル駐日米)大使はそのような措置を取った」と説明した。

 

 長崎市は、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルを式典に招待していない。

 報道官はまた、米国が長崎に原爆を投下した歴史的な責任を問われて、「何人もの米大統領が言及し、厳粛な行事に出席してきた。平和式典へのわれわれの立場と日本に対する敬意は文書に明記されており、大使が一つの行事に参列しなかったことに影響されるものではない」と述べた。