マカオ、リージェンシーアートホテルの中東・インド料理店がハラール認証獲得

AI要約

マカオ・タイパ島にあるリージェンシーアートホテルは、中東・インド料理店がハラール認証を獲得し、ムスリム旅客向けのサービスを強化している。

ホテルのゼネラルマネジャーは、マカオ政府の観光政策に合わせてインバウンド旅客の多様なニーズに対応する方針を表明。

森ZAM ZAMは中東・地中海スタイルのインテリアで、中東やインド、マレーシア、インドネシア料理を提供。今年の上半期にはインドネシアやマレーシアからの旅客数が急増している。

マカオ、リージェンシーアートホテルの中東・インド料理店がハラール認証獲得

 マカオ・タイパ島にあるリージェンシーアートホテル(麗景灣藝術酒店/Regency Art Hotel)は8月7日、同ホテルに併設する中東・インド料理店「森ZAM ZAM」が香港イスラム教信託基金総会からハラール認証を正式に獲得したことを受け、証書授与セレモニーを開催した。

 同ホテルのゼネラルマネジャーを務めるウィリー・タイ氏はセレモニーの中で、マカオ政府がアフターコロナで旅客ソースのダイバーシティ化を目標として掲げ、観光関連業界と共同でムスリム旅客の受け入れ態勢の整備進める中、今回のハラール認証の獲得により、ムスリム旅客が安心して食事を楽しむ環境づくりができたとし、今後もハラールフレンドリー旅行モデルの推進を図るなどインバウンド旅客の多様なニーズに対応していきたいと述べた。

 同ホテルによれば、森ZAM ZAMは中東・地中海スタイルのインテリアの中で中東、インドのほか、マレーシアやインドネシアの特色あるムスリム料理を主に提供しているとのこと。座席数は110席、営業時間は午後6時から午後10時半まで、毎週月曜休。

 今年(2024年)上半期のマカオのインバウンド旅客をソース別にみると、直行便の新規就航などをきっかけにインドネシア(58.2%増)やマレーシア(2.0倍増)が急増している。