米、イランに報復自制呼びかけ 中東は「重要局面」

AI要約

米国務長官はカタールとエジプトにイランのイスラエルへの報復攻撃自制を呼びかけると強調。

バイデン大統領は安全保障チームと協議し、ヨルダン国王と即時停戦を話し合った。

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は5日、カタールのムハンマド首相兼外相、エジプトのアブデルアティ外相とそれぞれ電話会談し「地域は重要な局面にあり、今後数日間、全ての当事者が緊張を緩和するための措置を講じることが重要だ」と強調した。カタール、エジプト両国に対し、イランにイスラエルへの報復攻撃自制を呼びかけるよう求めた。

 バイデン米大統領は5日、緊張する中東情勢の対応について、ホワイトハウスで安全保障チームと協議。これに先立ってヨルダンのアブドラ国王と電話会談し、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの即時停戦などを話し合った。