「イスラエルは厳しい罰受ける」イラン革命防衛隊が報復攻撃を強調 緊張度合い高まる
AI要約
イランの革命防衛隊は、ハマス最高指導者ハニヤ氏の殺害について、短距離の飛翔体による攻撃だったとし、報復を強調。
ハニヤ氏がおよそ7キロの弾頭を積んだ飛翔体によって殺害されたと明かされる。
イスラエルとヒズボラの交戦が激化し、イランが支援するヒズボラも報復攻撃を明言している。
イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏の殺害について、イランの革命防衛隊は「短距離の飛翔体」による攻撃だったとしたうえで、「イスラエルは適切な時と場所で、厳しい罰を受けることになる」と報復を改めて強調しました。
イランの革命防衛隊は3日、声明で、イラン訪問中に殺害されたハマスの最高指導者ハニヤ氏は、「およそ7キロの弾頭を積んだ短距離の飛翔体」による攻撃を受けて死亡したと明かしました。
複数のアメリカメディアは、ハニヤ氏が宿泊していた施設に事前に仕掛けられた爆発物によって殺害されたなどと報じていて、殺害方法をめぐっては情報が錯綜しています。
そして、革命防衛隊は攻撃はイスラエルが計画し、アメリカの支援を受けていたなどと非難しました。そのうえで、「イスラエルはこの報いとして、適切な時と場所で、厳しい罰を受けることになる」と報復を行う考えを強調しました。
一方、イスラエル軍と、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラによる交戦は3日も続き、先月30日にイスラエル軍の攻撃でヒズボラの幹部が殺害されて以降激しさを増しています。
イランが支援するヒズボラもイスラエルへの報復攻撃を明言していて、緊張の度合いが高まっています。
