米軍が中東地域の態勢強化へ イスラエル支援で

AI要約

アメリカ国防総省がイスラエル支援のため、中東地域での態勢強化を発表。

ハマス最高指導者のイランでの殺害により、緊張が高まりアメリカ軍の配置が増強。

オースティン国防長官はイスラエルへの支援を強調し、イランの報復に備える。

米軍が中東地域の態勢強化へ イスラエル支援で

中東情勢が緊迫化する中、アメリカ国防総省はイスラエルの防衛に協力するため、アメリカ軍の中東地域での態勢強化を発表しました。

イスラム組織ハマスの最高指導者・ハニヤ氏がイランで殺害されたことを受けて、中東情勢が緊迫化する中、アメリカのオースティン国防長官はイスラエルへの支援を強化するため、中東地域でのアメリカ軍の態勢整備を進めるよう指示しました。

国防総省の発表によりますと、現在、展開中の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」に替えて、「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を中東周辺に派遣するほか、弾道ミサイルを迎撃する能力を持つ艦艇や戦闘機部隊などを追加で配備するということです。

ハニヤ氏の殺害をめぐっては、イランがイスラエルの関与を指摘し、報復を行うことを表明していますが、オースティン国防長官はイスラエルの安全保障にアメリカが関与していくことを強調しています。