トランプ氏、ハリス氏との討論会に懐疑的 民主党は非難の広告攻勢

AI要約

トランプ前大統領とハリス副大統領の討論会を巡るやり取りに関する記事。

トランプ氏は討論会を行う必要はないと主張し、ハリス氏は討論会に意欲を示している。

民主党全国委員会はトランプ氏を批判し、広告キャンペーンを展開する予定。

トランプ氏、ハリス氏との討論会に懐疑的 民主党は非難の広告攻勢

[2日 ロイター] - 11月の米大統領選に向けて共和党の大統領候補となったトランプ前大統領は2日、民主党候補となる見通しのハリス副大統領と討論会を行う必要はないという考えを示した。

トランプ氏はFOXビジネスとのインタビューで「討論会をしたい」としつつも、「世論調査では私がリードしているし、皆、ハリス氏のことも私のことも知っているため、『なぜ討論会をやらなきゃいけないのか』と感じている」と語った。

バイデン大統領の選挙戦撤退後、トランプ氏は当初、ハリス氏が正式な候補者でないとして討論会に臨まない考えを示していたが、その後、複数回の討論会を行う用意があると表明。先週時点では、少なくとも1回は討論する構えかという質問に対し「もちろんしたい」と応じていたが、今週に入り、討論会参加を巡り「答えはイエスだが、参加しない根拠も説明できる」と述べていた。

ハリス氏はこれまでにトランプ氏と討論する「用意ができている」とし、「言いたいことがあるなら、面と向かって言ってもらいましょう」と討論会に意欲をみせている。

民主党全国委員会(DNC)は2日、「トランプ氏は討論会を恐れている」と非難する大規模な広告キャンペーンを開始。トランプ氏が今後数週間に集会や選挙活動を行う予定の各州の主要紙のウェブサイトなどで広告を展開する計画という。