ハリス氏「流れ変わりつつある」 討論会回避とトランプ氏挑発 米大統領選

AI要約

ハリス副大統領がジョージア州で大規模な選挙集会を開催し、11月の大統領選に向けて自陣営の勢いに自信を示す。

ハリス氏はトランプ氏に挑発し、討論会での対立を望んでいると表明。トランプ氏は撤退を表明したバイデン大統領との討論会を先送りしていた。

トランプ氏とバイデン大統領の討論会は9月10日の開催で合意していたが、トランプ氏が撤退を表明しており混乱が続いている。

 【ワシントン時事】米民主党の大統領候補指名が見込まれるハリス副大統領(59)は30日、激戦州の南部ジョージア州で大規模な選挙集会を開いた。

 「この選挙の流れは変わりつつある。トランプ(前大統領)もそれを感じているようだ」と述べ、11月の大統領選に向けた自陣営の勢いに自信をのぞかせた。

 ハリス氏はまた、共和党のトランプ氏陣営がテレビ討論会の日程調整を先送りしたことを受け、「討論会から退却した。考え直し、ステージで私と対峙(たいじ)するよう望む」と挑発した。トランプ氏は撤退を表明したバイデン大統領との間で、9月10日の討論会開催で合意していた。