全米自動車労組、ハリス氏支持を表明 激戦州での票獲得につながるか
AI要約
全米自動車労働組合（ＵＡＷ）は、今秋の米大統領選でハリス副大統領を支持することを明らかにした。
ＵＡＷのフェイン会長は、ハリス氏を選出して労働者階級のために実績を積み上げたいと述べ、岐路に立つ米国の状況を指摘した。
ＵＡＷの支持は労働者階級の有権者を獲得する可能性がある。
（ＣＮＮ） 全米自動車労働組合（ＵＡＷ）は３１日、今秋行われる米大統領選で、民主党からの候補指名を確実にしているハリス副大統領を支持すると明らかにした。
ＵＡＷのフェイン会長は、今回の大統領選での仕事はトランプ前大統領を打倒し、ハリス氏を選出して、労働者階級のために実績を積み上げてもらうことだと述べた。フェイン会長は、米国は岐路に立っていると指摘。労働組合が支持するあらゆることに反対する億万長者を政権に戻すこともできるし、企業の強欲との戦いで労組側に立つハリス氏を選ぶこともできると訴えた。
情報筋によれば、ハリス氏とフェイン会長は２４日夜に１０～１５分、言葉を交わしていた。
ハリス氏はＳＮＳへの投稿で、ＵＡＷからの支持は「光栄だ」と述べた。
ＵＡＷによる支持はミシガンなどの激戦州で労働者階級の有権者の票を獲得することにつながる可能性がある。
ＵＡＷは今年１月、バイデン大統領への支持を表明していたものの、フェイン会長は最近になり、精彩を欠いた討論会の後、バイデン氏がトランプ氏に勝つ能力があるのか懸念を表明していた。
