マカオ、部下の中国人女性に背後から腰を揺らし下半身押し当て胸を触るなどしたパキスタン人の男逮捕

AI要約

マカオ治安警察局は30代のマカオ居民身分証を持つパキスタン人男性を逮捕。男性は20代の中国人女性に痴漢行為を行い、負傷させたという。

被害者は男性から複数回にわたり痴漢行為を受けるも、恐怖ですぐに通報できず、最終的に警察へ通報した。男性は逮捕後、全ての質問に対して回答を拒否した。

被害者から提供された資料を元に、容疑者を特定。男性は加重傷害罪及び加重セクシャルハラスメント罪に問われる可能性がある。

マカオ、部下の中国人女性に背後から腰を揺らし下半身押し当て胸を触るなどしたパキスタン人の男逮捕

 マカオ治安警察局は7月26日、部下にあたる20代の中国人女性に対して勤務中に痴漢行為をした上、相手を負傷させたとして、ビル管理会社に勤務する30代のマカオ居民身分証を持つパキスタン人の男を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月23日に被害者が夫に付き添われて同局を訪れ通報。被害者は今年(2024年)6月上旬と下旬に勤務先での巡回中に上司の男からそれぞれ着衣の中へ手を入れて肩を撫でられる、腰を掴まれるといった痴漢行為を受けたが、恐怖を感じてすぐに警察へ通報できなかったとのこと。その後、7月18日の巡回中、同じ男に突然背後から抱きつかれて着衣の上から胸を触られると同時に、相手が腰を揺らしながら下半身を臀部に押し当ててきたため、振り切って現場から立ち去ったが、この際に右手を負傷。2日後、被害者がスマートフォンのメッセンジャーアプリで相手を問いただしたところ、すぐに冗談でやったと謝罪があったものの、事態は深刻と感じて通報に至ったという。

 通報を受けた同局が被害者から提供を受けた資料をもとに容疑者の男を特定し、7月23日に警察署へ出頭させることに成功。男は同局の質問に対して一切の回答を拒否したが、同局では捜査で得られた情報を総合して男が加重傷害罪及び加重セクシャルハラスメント罪に触れる行為に及んだことは明白とし、検察院送致する方針とした。