マカオ、カジノで負けた中国人3人組がスーパーで万引き…無認可宿泊施設滞在も発覚

AI要約

マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで生活用品など計2600パタカ相当を万引きしたとして中国人男2人を逮捕。

同局によると、万引き被害の通報を受けて監視カメラ映像を確認し、容疑者3人を特定。犯行を認めた2人はカジノで負けたためと供述。

逮捕された男2人が滞在していた集合住宅が無認可宿泊施設である可能性があったが、旅遊局の調査で確定し、封鎖された。

マカオ、カジノで負けた中国人3人組がスーパーで万引き…無認可宿泊施設滞在も発覚

 マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで生活用品など計2600パタカ(日本円換算:約5万円)相当を万引きしたとして中国人(中国本土居民)の男2人を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月21日にスーパーマーケットのスタッフから万引き被害の通報があり、在庫チェックの際に多くの商品で数が合わなかったことから監視カメラ映像を確認したところ、同月18日と21日に男3人が未会計の商品を店外へ持ち出していたことがわかったとの説明があったとのこと。

 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者3人を特定。同月22日に被害に遭ったスーパーマーケットと同エリアにある集合住宅の一室で2人を逮捕。同局の調べに対し、2人はカジノで負けたためやったとした上、万引きした商品は逃走中の仲間の男1人が中国本土で運んだなどと供述したという。同局では、2人を窃盗罪で検察院送致するとともに、逃走中の男の行方を追っているとした。

 なお、男2人が滞在していた集合住宅の一室には多数のベッドが置かれており、無認可宿泊施設である可能性が浮上。その後、宿泊施設の許認可を管轄する旅遊局による調査でこれが確定したため、封鎖済みとのこと。