カナダ中銀、0.25%利下げ 2会合連続、インフレ鈍化受け

AI要約

カナダ銀行が主要政策金利を0.25%引き下げ、インフレの鈍化基調を受けた2回連続の利下げを実施。

インフレ局面で初めての利下げを発表し、直近の消費者物価指数が市場予想を下回る結果となった。

カナダ経済ではインフレ圧力が弱まり、今後の動向が注目される。

 【ニューヨーク時事】カナダ銀行(中央銀行)は24日、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き下げ、4.50%にすることを決めた。

 利下げは2会合連続。インフレの鈍化基調が続いていると判断した。

 カナダ銀は先月、今回のインフレ局面では初めての利下げに踏み切った。直近6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、2カ月ぶりに伸びが鈍化。市場予想を下回り、インフレ圧力が弱まっていることを示唆する内容だった。