停戦交渉進展へ首相説得か ガザ巡りイスラエル交渉団

AI要約

イスラエルの停戦交渉において、イスラエルの交渉団が新たな条件を作成中で、ネタニヤフ首相との意見の相違が浮上している。

ネタニヤフ首相は対パレスチナ強硬派の極右政党に配慮し、ガザ住民の移動を監視する体制の確立を要求しているが、バルネア長官はこれに反対している。

イスラエル軍がレバノン東部を空爆し、ハマス戦闘員を殺害した事件も発生している。

 【エルサレム共同】イスラエルメディアは18日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、イスラエルの交渉団がネタニヤフ首相との意見の相違を埋めるため、新たな条件を作成していると報じた。交渉団を率いる対外特務機関モサドのバルネア長官は、ネタニヤフ氏が新たな条件を承認しない限り、交渉を進めない考えを示したという。

 ネタニヤフ氏は連立政権を組む対パレスチナ強硬派の極右政党に配慮しているとされ、ガザ住民の移動を監視する体制の確立などを要求。バルネア氏はイスラム組織ハマスとの交渉を妨害しかねないと反発していた。

 イスラエル軍は18日、レバノン東部を空爆し、ハマス戦闘員を殺害した。