イスラエル軍、ガザ地区に新たな攻撃 難民キャンプにも空爆

AI要約

イスラエル軍はハマスのトップを標的にした空爆を実施し、ガザ地区を攻撃を強化。多数の武装勢力を殺害し、パレスチナ人5人が死亡。

13日の攻撃でパレスチナ当局は90人の死亡を発表し、煙炎の中で負傷者や死者が運び出される光景が映像に残った。

イスラエル軍、ガザ地区に新たな攻撃 難民キャンプにも空爆

[カイロ 15日 ロイター] - イスラエル軍は15日、13日に実施したイスラム組織ハマスの軍事部門トップであるハンマド・デイフ指導者を標的とした空爆に続き、パレスチナ自治区ガザの南部と中部を攻撃した。ハマスに対する圧力強化が狙いとみられる。

同軍はガザ地区中心部のアル・ブレイジおよびアル・マガジ難民キャンプへの空爆と戦車砲撃を強化しており、保健当局の発表によると、マガジ難民キャンプへの空爆でパレスチナ人5人が死亡した。

イスラエル軍は、ガザ地区全域の数十カ所を標的とした空爆により、多数の武装勢力を殺害したと発表している。

パレスチナ当局は、13日の攻撃で少なくとも90人が死亡し、数百人が負傷したと発表。現場にいたロイター記者が撮影した映像には、住民が煙炎の中、負傷者や死者が運び出される様子が映っていた。