旧文通費改革、8月下旬から有識者に意見聴取 先の通常国会中に日程調整できず

AI要約

山口俊一議院運営委員長が、国会議員の調査研究広報滞在費制度改革のための有識者聴取を8月下旬に始めることを発表

有識者として大島理森氏、川端達夫氏、向大野新治氏の聴取を予定

聴取は通常国会中に予定されていたが、日程が決まらず見送りとなった経緯がある

旧文通費改革、8月下旬から有識者に意見聴取 先の通常国会中に日程調整できず

山口俊一衆院議院運営委員長(自民党)は16日の議運委理事会で、国会議員に月額100万円が支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)を巡り、制度改革の前提となる有識者への意見聴取を8月下旬に始めると明らかにした。

大島理森元衆院議長や川端達夫元衆院副議長、向大野(むこおおの)新治元衆院事務総長らへの聴取を予定している。

聴取は先の通常国会中に予定されていたが、日程が決まらず見送りとなった。旧文通費改革を訴える日本維新の会の遠藤敬国対委員長は「山口氏は『約束したから』という思いでやっている」と記者団に語り、日程調整への謝意を示した。