トランプ氏銃撃 容疑者が犯行の3時間前に集会会場を下見か

AI要約

トランプ前大統領が銃撃された事件で、射殺された容疑者が犯行前に集会会場を下見していた可能性が浮上。

容疑者は距離計を持ったまま金属探知機を通過し、警備関係者の疑念を招いた。

容疑者は爆発物を受け取るなど、過去数か月間に不審な行動をしていた可能性がある。

アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件で、射殺された容疑者が、犯行のおよそ3時間前に集会会場を訪れ、下見をしていた可能性があることが新たにわかりました。

CNNによりますと、トランプ氏の銃撃事件で射殺されたクルックス容疑者は、犯行のおよそ3時間前に集会会場の検査場に到着していたということです。

その際、猟師らが長距離射撃をするときに使用する距離計を持ったまま金属探知機を通過したため、警備関係者らが不審に思ったとしています。その後の足取りはわかっていませんが、会場内や周辺の下見をしていた可能性があります。

また、NBCによりますと、地元警察は、シークレットサービスに距離計を持った不審者を探していると伝えていたということです。

容疑者の車や自宅からは爆発物が発見されましたが、アメリカメディアは、当局からの情報として容疑者が過去数か月間、「危険物」と記されたものを含む複数の小包を受け取っていたと伝えています。