トランプ氏銃撃、大統領警護隊の対応巡り調査 国土安保省監察官

AI要約

米国土安全保障省の監察官が、トランプ前大統領の選挙集会でのシークレットサービスの対応について調査している。

バトラーでの銃撃事件を受けて会場の警備体制に批判が高まり、容疑者が屋上にアクセスできたことが深刻な問題となっている。

バイデン大統領は警備体制の見直しを指示し、共和党議員も早期に調査を行う考えを示している。

トランプ氏銃撃、大統領警護隊の対応巡り調査 国土安保省監察官

Jasper Ward Kanishka Singh

[ワシントン 16日 ロイター] - 米国土安全保障省の監察官は、トランプ前大統領が銃撃されたペンシルベニア州バトラーでの選挙集会を巡るシークレットサービス(大統領警護隊)の対応について調査している。

13日の銃撃事件を受けて会場の警備体制に批判が高まり、トランプ氏が演説していた場所を直接見渡せる近くの屋上に容疑者がなぜアクセスできたのか深刻な懸念が浮上している。

監察官室のウェブサイトによると、調査ではこの集会の安全を確保するためにシークレットサービスが取った手続きを検証する。

バイデン大統領は14日、トランプ氏の警備体制見直しを指示したと明らかにした。共和党議員も早期に調査を行う考えを示している。