米、「つながる車」向け中国製ソフト制限案を8月発表へ

AI要約

米商務省はコネクテッドカーに関する規則案を来月発表予定で、中国製などのソフトウエアに制限を課す予定

規制はコネクテッドカーの一部の部品とソフトウエアに対象を絞り、同盟国で製造されたものを使用する必要がある

コネクテッドカーは個人情報を収集し、脅威となっていると指摘されている

米、「つながる車」向け中国製ソフト制限案を8月発表へ

[16日 ロイター] - 米商務省の高官は16日、コネクテッドカー(つながる車)に関する規則案を来月発表する予定で、中国やその他の敵対国で製造されたソフトウエアの一部に制限を課す見込みだと明らかにした。

同省で輸出管理を所管するアラン・エステベス次官(産業・安全保障担当)はコロラド州で開催されたフォーラムで、「われわれは車全体ではなく一部の部品とソフトウエアを対象に検討している。その部品とはソフトや自動車のデータを管理する主要部品で、同盟国で製造したものを使うことが必要になる」と説明した。

コネクテッドカーは車載システムによってインターネットと接続され、外部とデータ通信を行うことができる。

エステベス氏は、コネクテッドカーはスマートフォンの発信履歴や訪れた場所など個人情報を収集しており、脅威が大きいと指摘した。