北朝鮮・旧統一戦線部 名称変更も地位維持=責任者も交代せず

AI要約

北朝鮮が統一戦線部の名称を変更しても、部長の責任者は変わらず李善権氏が引き続き担っている。

北朝鮮は南北関係を敵対的な二国家と位置づけ、統一戦線部を10局と改編し、心理戦中心機関に変更した。

統一部が北朝鮮の権力機構図を修正し、李善権氏を黒色で表記して職務確認済みとした。

北朝鮮・旧統一戦線部 名称変更も地位維持=責任者も交代せず

【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は16日、記者団に対し、北朝鮮が対韓国政策を担ってきた朝鮮労働党統一戦線部の名称を「党中央委10局」に変更してからも地位に大きな変化はなく、部長だった李善権(リ・ソングォン)氏も依然として責任者を務めていると明らかにした。

 統一部はこのような判断に基づき、北朝鮮の権力機構図を修正した。同図で「推定」段階の情報は青色で表示するが、李氏は職務が確認された別の当局者と同様に黒色で表記された。

 北朝鮮は昨年末、南北関係を「敵対的な二つの国家、交戦国の関係」と位置づけ、統一戦線部の名称を10局に変え、心理戦中心機関に改編した。北朝鮮内部では「対敵指導部」の別称で呼ばれているようだ。