【松戸競輪(ナイター)GⅡサマーナイトF】岩津裕介が絶品の末脚で1着 8年前のGⅠ決勝を再現

AI要約

岩津裕介が3番手から白星を挙げ、寺崎浩平との連携が功を奏した。

打鐘でトップスピードをキープし、自身のスピード域に合った走りで勝利を収めた岩津。

最終日も納得のいく走りを目指す岩津は、2日目も気持ちよく走り切った。

<14日・松戸競輪・2日目>

<記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>

 岩津裕介が3番手から白星を挙げた。2日目7R、寺崎浩平―小倉竜二と連係。中四国勢が後位でも、寺崎がおとこ気発揮の突っ張り先行。岩津が中団から捲り追い込む山崎芳仁をけん制しながら、直線で外を伸びた。

 「打鐘のところがトップスピードだった。あの形だと自分のスピード域に合ってくるので、余裕があった」。2016年8月の当地オールスター決勝で、村上義弘―稲垣裕之の3番手から外を追い込んだ。そのときをほうふつとさせる絶品の末脚に、「言われてみれば、コースは似ていましたね」と、GⅠ覇者となった真夏の一戦を思い出してニヤリ。「2日目は気持ち良く走れた。最終日も納得できる走りをしたい」と、気持ちが乗ってきたようだ。

 ▼9R(岩津裕介) 清水の捲りを逆転。4―7=12356。

 ▼11R(尾方真生) 数々のタイトルを手にしてきた姉弟子2人より33バンクでの走りを心得ているように感じる。6―17―全。