レジェンドOB戦 巨人がデーゲームの借り返す 阪神との接戦制す 掛布VS江川、原の華麗な守備、田淵の安打 東京D大盛り上がり

AI要約

巨人と阪神の歴代のスタープレーヤーが揃って行った伝統の一戦で、巨人OBが接戦を制してデーゲームの“借り”を返す。

試合では掛布氏と江川氏のライバル対決が実現し、阪神が先制するも巨人が逆転勝利。上原氏の快投や原氏の華麗な守備も光った。

最終回に川藤氏が代打登場し、空振り後に自ら代打を送る一幕も。阪神は1点を返すも、巨人が巧みな守りで勝利を収めた。

レジェンドOB戦 巨人がデーゲームの借り返す 阪神との接戦制す 掛布VS江川、原の華麗な守備、田淵の安打 東京D大盛り上がり

 「伝統の一戦~レジェンズOB対決~ 巨人3-2阪神」(15日、東京ドーム)

 巨人と阪神の歴代のスタープレーヤーがずらりとそろった一戦。巨人-阪神の公式戦後に行われた試合を3万5000人が見守り、巨人OBが福王氏の勝ち越し適時打、清水氏の犠飛などで接戦を制し、デーゲームの“借り”を返した。

 二回には阪神の4番掛布氏と巨人のエース、江川氏のライバル対決が実現した。初球は高めのボールだったが、江川氏は不満そうに掛布氏に“振れ”とジェスチャー。対決はノースリーから掛布氏が見事に中前打を放ち、球場は大歓声に包まれた。掛布氏には代走が送られ、江川氏もここでお役御免となった。その後、阪神は矢野氏の犠飛で先制していた。

 巨人は先発の上原氏が快投。前監督の原氏は華麗な守備でみせた。

 阪神は最終回に監督を務めた川藤氏が代打登場したが、バットに水吹きかけパフォーマンスの後に打席に入り、初球を豪快に空振り。倒れ込み、自ら代打を送った。その後、田淵氏の安打などでチャンスを作り、1点を返したが、あと1点届かず、巨人の勝利が決まった。

 なおその後、巨人の五回裏の攻撃も行われた。