「とても悲しい日」 トランプ氏銃撃で 米FRB議長

AI要約

米FRBパウエル議長は、トランプ前大統領の集会での銃撃事件について悲しみを表明し、政治的暴力の排除を訴えた。

トランプ氏はペンシルベニア州で銃撃され、負傷したが、パウエル氏は負傷が深刻でなかったことを安堵しつつも、死傷者が出たことを非難した。

金融市場への影響には触れなかったが、政治的暴力の許容について厳しく言及した。

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は15日の会合で、トランプ前大統領が演説会場で銃撃されたことを受け、「とても悲しい日だ」と述べ、「われわれの社会に政治的暴力が存在する余地はない」と訴えた。

 

 11月に行われる米大統領選で共和党候補のトランプ氏は13日、東部ペンシルベニア州で行われた選挙集会で銃撃され、右耳を負傷した。

 パウエル氏は集会で死傷者が出たことに言及し、「最も強い言葉で非難する」と強調。ただ、「トランプ氏の負傷が深刻でなかったのは良かった」と語った。銃撃事件の金融市場への影響についてはコメントしなかった。