トランプ氏の銃撃事件、射殺された男はトーマス・マシュー・クルックス容疑者(20)  FBIが発表

AI要約

20歳の男がトランプ前大統領を含む複数人を銃撃し、一人が死亡、二人が重傷の事件が発生。容疑者は共和党員として登録されていた。

動機は不明だが、捜査当局は暗殺未遂事件として捜査中。トランプ前大統領は右耳を撃たれたが、治療を受けた後に退院し、バイデン大統領と電話で話をした。

バイデン大統領は急遽予定を変更し、デラウェア州の私邸からホワイトハウスに戻った。

アメリカのトランプ前大統領が銃撃され、負傷した事件で、銃撃した容疑者はペンシルベニア州に住む20歳の男だと発表されました。

アメリカメディアによりますと、FBI=連邦捜査局は声明を出し、トランプ前大統領らを銃撃し、現場で射殺された男について、ペンシルベニア州に住む20歳のトーマス・マシュー・クルックス容疑者だと明らかにしました。

動機については明らかになっていません。この容疑者は、州の有権者登録の情報では、「共和党員として登録されている」と報じられています。

今回の事件では、トランプ前大統領が右耳を撃たれたほか、3人の男性が銃撃を受け、1人が死亡、2人が重傷となっていて、捜査当局は、暗殺未遂事件として捜査しています。

トランプ前大統領は病院で治療を受けた後、ニュージャージー州に移動し、広報担当者は、トランプ氏が飛行機からタラップを歩いて降りてくる映像をSNSに投稿しました。

また、ホワイトハウスは、バイデン大統領がトランプ氏と電話で話をしたと明らかにしました。

バイデン氏は、予定を急きょ変更し、週末を過ごしていたデラウェア州の私邸からホワイトハウスに戻りました。