求めるのはプライバシーと最高のサービス。お金に糸目をつけない超富裕層が好む4つの旅行先（海外）

観光業が再び活況を呈し、インスタ映えするようなバケーション・スポットには大勢の旅行者が押し寄せる。

しかし、最高のサービスや娯楽に高いお金を払うことをいとわない超富裕層は、特別な場所を好んでいる。

大富豪や億万長者がエネルギーをチャージするために選ぶ場所を紹介しよう。

夏の間、自分自身がバケーションに出かけていない場合、他の人が人気スポットへ旅行している写真やビデオを見ないようにすることは今は不可能に近い。

「20歳になってから、いつも誰かが日本かイタリアにいる」と、あるXのユーザーは羨ましそうに投稿した。

「ずっとこんな状態なのかな」

おそらくそうなるだろう。国連の専門機関である世界観光機関（UNWTO）の報告によると、観光産業は2024年にパンデミック以前の水準に達すると予想されている。そのため、あらゆる層の旅行者が休暇先を探しているのだ。

TikTokでギリシャのミコノス島やメキシコのトゥルムを検索すると、20代の女子旅や男子旅、大混雑を避ける方法を解説したものなど何千もの旅行動画がヒットする。だがどちらの旅行先にも年間数百万人の観光客が訪れる人気の場所だ。一方で、超富裕層の中には一般庶民から離れた、より特別な場所を求めている人もいる。

富裕層が旅行先に求める大きなふたつの魅力は、プライバシーと一流のサービスだが、その請求が「高額」になることも忘れてはならない。裕福な家庭でベビーシッターをしていた経験もあるという旅行ライターのアレクサ・ウェスト（Alexa West）は、「究極の贅沢とは、費用を気にせず休暇でお金を使うことだ」と語っている。

「贅沢というだけではない。あらゆる願いが叶うという体験も重要だ」とウェストは話している。

超富裕層のためのバケーションスポットを4カ所紹介しよう。

アマン・リゾーツ（Aman Resorts）はウェルネスに焦点を当てた世界的なホテルリゾートチェーンで、その高額な料金で知られている。ユタ州にあるアマンギリ（Amangiri）は、実業家のカイリー・ジェンナー（Kylie Jenner）やミュージシャンのジャスティン・ビーバー（Justin Bieber）など、人目を避けたいセレブリティを受け入れてきた。

この砂漠のオアシスは、ハイキング、象徴的なデザインのプール、ウェルネスクラスなどのアメニティを提供している。この夏、アマンギリのスイートルームの宿泊料金は1泊で9000ドル（約145万円）を超える日もある。もしあなたがユタが暑すぎるというのなら、アマンのホテルは世界各地に展開している。