「私たちは敵ではない」とバイデン氏演説 銃撃事件受け、団結を強調

AI要約

トランプ前米大統領が銃撃された事件について、バイデン大統領はホワイトハウスから演説し、緊張を和らげ、国民を団結させる重要性を訴えた。

歴代大統領にならい、大統領執務室から演説する慣例を守り、バイデン氏は今回3度目の演説を行った。

バイデン氏は政治的対立の激化を踏まえ、意見の違いがあっても団結する必要性を強調し、国民に呼びかけた。

「私たちは敵ではない」とバイデン氏演説 銃撃事件受け、団結を強調

 トランプ前米大統領が銃撃された事件を受け、バイデン大統領は14日夜、ホワイトハウスの執務室から演説した。政治的対立が激化する現状を踏まえ「熱を冷ますときだ」と強調。「団結がいまほど重要なときはない」と改めて国民に呼びかけた。

 歴代大統領は大きな事件への対応や重要な政策発表の際に大統領執務室から演説をしてきた。2021年1月に就任したバイデン氏にとっては、今回で3度目となる。

 バイデン氏は、大統領選をめぐり対立が過熱する政治状況を念頭に「政治における熱を下げる必要性について話したい」と演説を切り出し、「意見の違いはあっても、私たちは敵ではない。同じ米国民であり、団結しなければならない」と述べた。