ガザ停戦交渉中断、イスラエルの姿勢に問題とエジプト治安筋

AI要約

エジプトの治安筋が、停戦交渉が中断されたと述べた。

イスラエルの交渉団内での不和が指摘され、真摯な姿勢が欠けていると非難された。

イスラエルの矛盾や新たな条件の導入が交渉を困難にしていると批判されている。

ガザ停戦交渉中断、イスラエルの姿勢に問題とエジプト治安筋

[カイロ 13日 ロイター] - イスラエルの攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの停戦交渉の仲介国エジプトの治安筋は13日、停戦交渉が中断されたとロイターに述べた。3日にわたり集中的に交渉したものの実行可能な成果が得られなかったとし、イスラエルに合意に向けた真摯な姿勢が欠けていると非難した。

治安筋は、イスラエルの交渉団に「内部の不和」が見られると指摘。交渉中、いくつかの条件を承認しておきながら、その後修正案を提示したり、交渉決裂につながりかねない新たな条件を提示したりすると述べた。仲介担当者は、イスラエルの「矛盾、回答の遅れ、以前の合意に反する新たな条件の導入」を、交渉を世論工作を狙った形式的なものと考えていることの表れとみているという。