ウクライナ検事総長 ロシア訴追をICCに要請、大規模ミサイル攻撃で被害のキーウ小児病院めぐり

AI要約

ウクライナの首都キーウの小児病院がロシアによる大規模ミサイル攻撃で被害を受け、検事総長がICCに対ロシア訴追を要請。

攻撃で2人死亡、50人負傷。犠牲者追悼のオーケストラ演奏が行われる。

ロシアは攻撃を否定し、ウクライナの誤射を主張。

ウクライナ検事総長 ロシア訴追をICCに要請、大規模ミサイル攻撃で被害のキーウ小児病院めぐり

ロシアによる大規模ミサイル攻撃でウクライナの首都キーウの小児病院が大きな被害を受けたことについて、ウクライナの検事総長はロシアを訴追するようICC=国際刑事裁判所に要請しました。

ロシアが8日、ウクライナ各地に行った大規模ミサイル攻撃で大きな被害を受けたキーウの小児病院では、12日、犠牲者を追悼するためオーケストラによる演奏が行われました。

この病院では少なくとも2人が死亡したほか、子どもを含む50人が負傷しています。

ウクライナのコスティン検事総長は11日、ロイター通信の取材に対し「国際正義のため、キーウ最大の小児病院への意図的な攻撃のようなケースはICCに持ち込む意義がある」と述べ、ロシアを訴追するようICCに要請したと明らかにしました。また、あらゆる物的証拠や捜査の詳細をICCに提供する用意があると話したということです。

ロシアは病院への攻撃を否定した上で、ウクライナの対空ミサイルの誤射が原因だと主張しています。