小児病院攻撃のミサイル残骸か ウクライナ保安局が写真公開

AI要約

ウクライナ保安局がキーウの小児病院に着弾したミサイルの残骸を公開

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がロシア軍による攻撃の犠牲者数を明らかに

国連が小児病院が直接攻撃を受けた可能性が高いと指摘

小児病院攻撃のミサイル残骸か ウクライナ保安局が写真公開

【AFP=時事】ウクライナ保安局(SBU)は9日、首都キーウのオフマディト(Okhmatdyt)小児病院に8日に着弾したミサイルの残骸とされる物体の写真を公開した。

 SBUは、巡航ミサイル「KH-101」の残骸だとしている。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は同日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に参加するために訪問した米首都ワシントンで、ロシア軍による8日の攻撃の犠牲者が43人になったことを明らかにした。

 ロシアは、攻撃は防衛産業や軍事施設のみを標的としたもので、病院への被害はウクライナ側の防衛システムによってもたらされたものだと主張している。

 しかし、国連(UN)は9日、「動画分析と現場の評価から、迎撃による被害ではなく、小児病院が直接攻撃を受けた可能性が高い」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News