NATO事務総長 ウクライナ加盟に向けて「不可逆的な道を支援する」と強調

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領がNATO首脳会議に参加し、加盟に向けた支援を受ける意向を強調。

ウクライナ国内の改革が進んでいることが歓迎され、加盟に向けて前進。

ゼレンスキー大統領とストルテンベルグ事務総長が、自衛権に基づく攻撃権利の重要性に言及。

ワシントンで開かれているNATO=北大西洋条約機構の首脳会議にウクライナのゼレンスキー大統領が参加し、ストルテンベルグ事務総長はウクライナのNATO加盟に向けて支援していく姿勢を改めて強調しました。

NATO ストルテンベルグ事務総長

「ウクライナの未来はNATOにあります。我々は、NATO加盟への不可逆的な道を支援します」

ゼレンスキー大統領とともに会見を行ったストルテンベルグ事務総長はこのように述べるとともに、加盟に向けて必要なウクライナ国内の改革が進んでいることを歓迎しました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領

「ウクライナがNATOに招かれ加盟する日が来るよう、あらゆることを今後も行っていく。そして、それを達成できると確信している」

また、NATO諸国が供与した武器を使ってロシア領内の標的を攻撃することについて、ストルテンベルグ事務総長は「自衛権には、侵略者であるロシア領土内の軍事目標を攻撃する権利も含まれる」と説明。

ゼレンスキー大統領は「病院の子どもたちを殺害したミサイルの発射場所を我々が反撃できないとしたら、ばかげた話だ」と語気を強めました。