ミャンマーで拘束のイオングループ駐在員を起訴 裁判所に本人出廷

AI要約

イオングループの日本人駐在員がミャンマーでコメの販売価格違反で起訴された。

笠松洋さんは商品本部長としてコメを規定価格より高く販売したとして拘束され、生活必需品・サービス法に違反した罪で起訴された。

笠松さんは裁判所に出廷し初めの裁判が行われたが、日本大使館は早期の解放を働きかけている。

軍事政権下のミャンマーで、コメの販売価格に違反があったとして拘束されたイオングループの日本人駐在員が11日、起訴されました。

ミャンマーでスーパーマーケットを展開するイオングループ現地法人の商品本部長・笠松洋さんは、先月30日、コメを規定の価格よりも高く販売したなどとして拘束されました。

日本大使館は、笠松さんが11日、「生活必需品・サービス法」に違反した罪で起訴されたことを明らかにしました。

また、関係者によりますと、最大都市ヤンゴンの裁判所ではこの日に第1回の裁判が行われ、笠松さん本人も出廷したということです。

日本大使館は、「拘束が長期化するおそれもあるが、引き続き早期の解放を働きかけていく」としています。