【ミャンマー】独立発電事業者、タイ企業と電源開発で覚書

AI要約

ミャンマー国軍の情報省は、独立発電事業者とタイ企業5社との覚書締結を発表。

覚書を通じて、再生可能エネルギーを活用した発電事業の可能性を探ることが決定。

CAGエンジニアリングは、太陽光発電事業を展開し、21万キロワットの発電能力を目指している。

 ミャンマー国軍の統制下にある情報省は7日、同国の独立発電事業者(IPP)がタイの発電関連企業5社と電源開発に関する覚書を交わしたと発表した。

 最大都市ヤンゴンに拠点を置くCAGエンジニアリングが、◇タイ地方電力公団(PEA)傘下のPEAエンコム・インターナショナル◇Iパワー・エンタープライズ◇R&J、メガ・プライム・グループ◇Zカーボン――の5社と覚書を交わした。

 覚書締結を通じて6社は、より安全で多様なエネルギーを確保するために、天然ガスなど従来の電源に加え、太陽光や風力、水力、地熱などの再生可能エネルギーを利用した発電事業の可能性を模索していく。

 CAGエンジニアリングは、首都ネピドー、中部のエヤワディ地域、マンダレー地域、マグウェ地域、北東部シャン州南部で太陽光発電事業を手がけている。計21万キロワットの発電能力の実現を目指しており、このうちネピドーでの9万キロワット規模の設備は完成している。