ミャンマーで拘束の日本人男性、当局が起訴 イオンの現地法人

AI要約

3年前のクーデターで国軍が全権を握るミャンマーで、小売り大手イオンの現地法人イオンオレンジの商品本部長がコメ販売価格をめぐる問題で起訴された。

笠松洋さんは消費者保護を目的とした法律に違反したとされ、最大で禁錮3年の可能性がある。

現在、ヤンゴンの警察署で拘束が続いているという。

ミャンマーで拘束の日本人男性、当局が起訴 イオンの現地法人

 3年前のクーデターで国軍が全権を握るミャンマーで、コメの販売価格をめぐって拘束されていた小売り大手イオンの現地法人「イオンオレンジ」の商品本部長、笠松洋さん(53)を、捜査当局が11日に起訴した。外交筋が明らかにした。11日時点で最大都市ヤンゴンの警察署での拘束が続いているという。

 外交筋によると、消費者保護を目的とした「生活必需品・サービス法」に違反したことで起訴された。今後は裁判の手続きに移り、有罪判決となれば、最大で禁錮3年を科される可能性がある。