米、独に長距離ミサイル配備へ 26年からトマホークなど

AI要約

バイデン政権が2026年からドイツに対空ミサイルや巡航ミサイルなどを配備する方針を発表。

配備済みのミサイルよりも射程の長いミサイルで欧州の抑止力に貢献する意向。

米独両政府の共同声明で、一時的な展開から将来的な永続的な配備計画を明らかに。

 【ワシントン時事】バイデン米政権は10日、2026年から対空ミサイル「SM6」や巡航ミサイル「トマホーク」、開発中の極超音速ミサイルなどをドイツに順次配備する方針を発表した。

 配備済みの地上発射型ミサイルよりも射程の長いミサイルで「欧州の統合抑止に貢献する」としている。

 米独両政府が共同声明で明らかにした。ドイツに駐留する米陸軍の「マルチドメイン・タスクフォース(多領域作戦部隊)」にミサイルを配備。「将来、永続的に配備する計画の一環」として、「一時的な展開」を開始するという。