ハンガリー首相らが設立 欧州議会の新会派に仏極右が合流

AI要約

ハンガリーのオルバン首相らが結成した欧州議会の新たな右翼会派に、フランスの極右政党「国民連合」が加わりました。

新会派「欧州の愛国者」は、EUの連邦主義に反対し、加盟国の独立を重視しています。フランスの国民連合も加わり、欧州議会で3番目に議席数が多くなりました。

会長には、フランスの国民連合バルデラ党首が就任し、規制強化や権限縮小などを主張する姿勢を示しています。

ハンガリー首相らが設立 欧州議会の新会派に仏極右が合流

 ハンガリーのオルバン首相らが結成した欧州議会の新たな右翼会派に、フランスの極右政党「国民連合」が加わりました。 

「私たちのテーマは、EUのいきすぎた連邦主義に反対し、EUが加盟国をあらゆる手段で支配しようとすることに断固として反対することだ」(仏 国民連合 ジャン=ポール・ガロー議員)

 欧州議会の新会派「欧州の愛国者」が、8日に正式に発足しました。この会派はハンガリーのオルバン首相や、チェコのバビシュ前首相らが設立し、6月の欧州議会選挙で躍進したフランスの極右政党「国民連合」も加わります。

 「欧州の愛国者」は、不法移民への規制強化やEUの権限縮小などを主張していて、所属する欧州議会議員は84人となり、欧州議会では3番目に議席数が多くなります。

 会長には、最大の議員数を擁するフランスの国民連合バルデラ党首(28)が就任します。(ANNニュース)