ロシア攻撃、全土で30人死亡 キーウの小児病院一部崩落

AI要約

ウクライナ各地でロシアの攻撃により少なくとも30人が死亡。小児病院や産科病院も被害を受ける。

キーウで15人が死亡し、38人が負傷。最悪の被害の一つと言及される。

ゼレンスキー大統領の出身地も攻撃を受け、11人の死亡者が出た。

 【キーウ、モスクワ共同】ウクライナで8日、ロシアによる攻撃が各地で相次ぎ、当局によると少なくとも30人が死亡した。首都キーウ(キエフ)では小児病院の建物が一部崩落。別の産科病院も攻撃され、4人が死亡した。ゼレンスキー大統領は「5都市へ40発を超えるミサイル攻撃があった」とし、何千人もの命を救ってきた最も重要な小児病院の一つが攻撃を受けたと非難した。

 キーウ市当局によるとキーウでは計15人が死亡し、38人がけがを負った。ロイター通信によると、クリチコ市長は「過去2年で最悪の被害の一つ」と指摘。ゼレンスキー氏の出身地の南部クリブイリフもミサイル攻撃を受け11人が死亡、40人が負傷した。