英国の外交、総選挙後にどうなる? 次期外相候補「日本は…」

AI要約

英国の最大野党・労働党で「影の外相」を務めるデービッド・ラミー氏が日本との関係の重要性を強調し、来日意向を示す。

彼はハーバード大ロースクール出身で弁護士資格を持ち、英国下院議員の経験もある。

また、日本との関わりやウクライナ支援など、日本との協力の重要性に言及した。

英国の外交、総選挙後にどうなる? 次期外相候補「日本は…」

 英国の最大野党・労働党で「影の外相」を務め、同党の勝利が予想される4日の総選挙後に外相になる可能性が高いデービッド・ラミー氏(51)が1日、ロンドンで外国特派員向けに会見を開いた。日本との関係について「我々にとって本当に、極めて重要だ」と述べ、今後、来日したい意向も示した。

 ラミー氏はハーバード大ロースクールを修了し、弁護士資格を持つ。2000年から下院議員を務め、スターマー党首を「良き友人」と呼ぶ側近の1人でもある。

 会見で日本について問われると、両国ともにCPTPP(米国抜きの環太平洋経済連携協定)やG7(主要7カ国)のメンバー国であること、イタリアとともに次期戦闘機の共同開発国であることを指摘した。

 また、ロシアの全面侵攻を受けるウクライナに対し、日本が支援をしてきたことも例示し、「日本と協力すべきことがたくさんある」と述べた。