金正恩氏が「経済問題」指摘 党総会2日目に演説

AI要約

北朝鮮メディアによると、朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議が開催され、金正恩党総書記が経済の安定的な発展に向けて問題を指摘した。

議題は五つあり、会議は30日以降も続く見通し。一方、北朝鮮外務省は日米韓の新たな共同訓練を批判し、軍事協力に警戒している。

詳細な内容は明らかにされていないが、政治動向や外交政策に注目が集まっている。

 【北京共同】北朝鮮メディアは30日、朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議が29日に開かれたと伝えた。金正恩党総書記が演説し「経済全般の安定的で持続的な発展に向けて障害となる一部の問題」を指摘したという。詳細は明らかにしなかった。今年上半期の政策の成果と要因も分析した。

 議題は五つあり、会議は30日以降も続く見通し。一方、北朝鮮外務省の対外政策室は30日、日米韓3カ国が実施した新たな共同訓練「フリーダムエッジ」を「挑発的な軍事デモンストレーションで強く糾弾する」と批判する声明を発表。日米韓の軍事協力が「アジア版の北大西洋条約機構(NATO)」構築に進んでいると警戒している。