モンゴル総選挙、与党人民党が勝利を宣言 議席占有率は大きく低下

AI要約

28日に行われたモンゴル国民大会議の総選挙で、オヨーンエルデネ首相率いる人民党が過半数を獲得し、勝利を宣言。

人民党は異例の3期連続の長期政権を維持する見通しで、選挙結果に満足しつつも野党の批判に対応する意向。

現地メディアによると、人民党の議席占有率は改選前の8割から5割台に下がる可能性がある。

モンゴル総選挙、与党人民党が勝利を宣言 議席占有率は大きく低下

 28日に投開票されたモンゴル国民大会議(国会、定数126)の総選挙で、人民党党首のオヨーンエルデネ首相は29日、過半数の68~70議席を獲得する見通しだと発表し、勝利を宣言した。一方、現地メディアによると、改選前8割あった人民党の議席占有率は5割台に下がる見込み。

 2016年から政権を維持する人民党は、民主化後では異例の3期連続の長期政権となる。オヨーンエルデネ氏は選挙結果に「満足している」としつつ、今後の政権運営について「野党の批判を受け止めつつ進める」と述べた。