モンゴル総選挙で投票 与党政権維持か

AI要約

モンゴルで国民大会議総選挙の投票が行われ、与党・モンゴル人民党が優勢とされる。総選挙は1990年以降9回目で、前回は人民党が圧勝。21年の大統領選で同党のフレルスフ氏が当選し、政権と大統領の出身政党が一致した。

投票は28日に行われ、即日開票される。経済成長をけん引してきた人民党が今回も有力候補である。

モンゴルの政治情勢は安定しており、前回の選挙結果や大統領選の影響も含め、国内外から注目を集めている。

 【北京時事】モンゴルで28日、国民大会議(国会に相当、定数126)総選挙の投票が行われた。

 即日開票される。経済成長をけん引してきた与党・モンゴル人民党が優勢とみられている。

 モンゴル総選挙は1990年の民主化以降9回目。2020年の前回選挙では、人民党率いる政府の新型コロナウイルス対策が評価され、同党が8割超の議席を得る圧勝だった。21年の大統領選で同党のフレルスフ氏が当選し、政権と大統領の出身政党が異なる「ねじれ」状態も解消された。