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モンゴル総選挙、与党が勝利宣言 政権維持も議席率5割台に低下
モンゴルの国民大会議総選挙で与党が勝利し、現首相が勢力を維持すると宣言。
与党は物価高や経済格差への不満を受け、議席占有率が低下した。
新政権は腐敗撲滅を重要施策とし、2023年に7.0%のGDP成長率を目指す。
【ウランバートル共同】モンゴルで28日実施された国会に当たる国民大会議(任期4年、定数126)の総選挙で、与党モンゴル人民党党首のオユーンエルデネ首相は29日記者会見し、68~70議席を獲得したとして勝利宣言した。人民党は8年間続いてきた政権を維持する。物価高や経済格差への不満を背景に議席占有率は現有の約8割から5割台に低下した。
オユーンエルデネ氏は今後の政権運営について「意見の異なる勢力と尊重し合いながら問題を解決していく」と述べた。
オユーンエルデネ政権は2023年に7.0%の国内総生産(GDP)成長率を実現。汚職事件が相次ぐ中、腐敗撲滅を重要施策に掲げた。