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米大統領選討論会、テレビ視聴5127万人 20年比2000万人減
11月の米大統領選に向けた民主党のジョー・バイデン大統領(81)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)による27日の討論会の視聴者数は約5127万人で、2020年大統領選の第1回テレビ討論会の視聴者数に比べると落ち込んだ。
討論会は22のネットワークで同時放送され、CNN、FOXニュース、ABCニュースなどが視聴者を集めた。しかし、新鮮味がない顔ぶれや不人気な候補同士であることが影響しているとみられる。
過去の大統領候補によるテレビ討論会で最も視聴者数が多いのは16年の討論会で、次いで1980年の討論会が続いている。
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11月の米大統領選に向けた民主党のジョー・バイデン大統領(81)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)による27日の討論会をテレビで視聴した人は約5127万人だった。米CNNが28日、調査会社ニールセンのデータによる数値として報じた。インターネットを通じたライブ配信などは含まれておらず、実際の視聴者数はさらに多いとみられる。
主催したCNNによると、討論会は22のネットワークで同時放送された。CNNが953万人の視聴者を集めたのをはじめ、FOXニュースは927万人、ABCニュースは921万人の視聴者数だったという。
ただし、2020年大統領選の第1回テレビ討論会の視聴者数7300万人に比べると、大きく落ち込んだ。同じ顔ぶれで新鮮味がないことや、不人気な候補同士であることなどが影響したとみられる。
世論調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、過去の大統領候補によるテレビ討論会で最も視聴者数が多かったのは16年の第1回討論会で、8400万人だった。女性初の大統領を目指す民主党のヒラリー・クリントン氏と、それまで政治経験がなかったトランプ氏が初めて直接対決した時だった。これに次ぐのは1980年のジミー・カーター氏(民主党)とロナルド・レーガン氏(共和党)の対決で、この時は8060万人だった。【ワシントン西田進一郎】