中国 「グローバルサウス」支援に意欲示す

AI要約

中国の習近平国家主席が外交方針を発表し、グローバルサウス支援の考えを示した。

習主席は「人類運命共同体」の構築を目指し、青年リーダー育成や経済支援に取り組む意向を明らかにした。

日本もデジタルや脱炭素分野で協力強化を図るなど、各国がグローバルサウスへの関与を模索している。

中国 「グローバルサウス」支援に意欲示す

 中国の習近平国家主席が外交方針を発表し、グローバルサウスと呼ばれる新興国や途上国を支援していく考えを示しました。

「『グローバルサウス』はより開放的な姿勢で、手を携えて人類運命共同体の先頭に立って進むべきだ」(習近平国家主席)

 習主席は28日、中国がかつてインドなどと提唱した「平和五原則」70周年のイベントで演説し、「人類運命共同体」の構築を目指す考えを改めて強調しました。また「グローバルサウス研究センター」を設立し、5年で1000人に奨学金を与えるなど、青年リーダーの育成を図るほか、基金を通じて経済発展を支援するとしています。

 「グローバルサウス」をめぐっては、日本もデジタルや脱炭素の分野で協力を強化するとしていて、各国が取り込みをはかっています。(ANNニュース)