タイ、今秋のBRICS加盟期待 OECD入りも協議

AI要約

タイはBRICSへの加盟に積極的で、ロシアでの首脳会議での承認を期待している。

BRICSは加盟国を拡大し、タイも経済協力開発機構(OECD)への加盟を模索している。

世界の新たな秩序への適応を模索しているタイは、地域および国際的な連携を大切にしている。

タイ、今秋のBRICS加盟期待 OECD入りも協議

[バンコク 20日 ロイター] - タイはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなどを中心に構成するBRICSへの加盟について、10月にロシアで開催される首脳会議で実現するよう望んでいる。タイ外務省当局者が20日明らかにした。

同省報道官は、先週のBRICS閣僚会議で正式加盟を申請したと説明。「肯定的な反応を得て、ロシアで開催される次回首脳会議で加盟が承認されるよう期待している」と述べた。

BRICSは昨年、西側主導の世界秩序に対抗するため加盟国の拡大を開始。これまでにサウジアラビア、イラン、エチオピア、エジプト、アルゼンチン、アラブ首長国連邦(UAE)が加盟したほか、40カ国以上が関心を示している。

タイはまた、経済協力開発機構(OECD)への加盟も模索しており、今後協議を始める。